@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003358, author = {石川, 正志 and 湯浅, 康弘 and 滝沢, 宏光 and 石倉, 久嗣 and 一森, 敏弘 and 沖津, 宏 and 木村, 秀 and 阪田, 章聖 and 池山, 鎮夫 and 谷, 勇人 and 大西, 範夫 and 城野, 良三}, issue = {1}, journal = {徳島赤十字病院医学雑誌, Tokushima Red Cross Hospital Medical Journal}, month = {Mar}, note = {動脈内にリザーバーカテを留置し,化学療法を行う治療の長期的な予後と合併症についての報告は少ない.(対象と方法)動注化学療法を行った消化器癌症例45例.内訳はHCC10例,大腸癌からの転移性肝癌15例,胃癌,大腸癌による腹膜播種20例である.肝癌症例には肝動脈に,腹膜播種症例には大動脈内にリザーバーカテを留置し,low dose CDDP,5FU,アイソボリンを用いた化学療法を主に外来で行った.肝動脈に留置したカテは頚部から4例,そけい部から17例,開腹時4例挿入した.予後および合併症について比較検討した.(成績)肝癌症例および腹膜播種症例の1年生存率はそれぞれ64%,32%で2年生存率は36%,15%であった.合併症は11例にみられ,うち6例(TIA,皮膚色素沈着,腸管の潰瘍,肝障害)がカテ挿入後1カ月以内に,5例(肝動脈閉塞,肝動脈瘤,敗血症,カテの閉塞,創感染)が6カ月以降の晩期にみられた.カテの挿入経路別では頚部からの1例にTIA がみられた他は特徴的なものはみられなかった.(結語)肝動脈内にリザーバーカテを長期留置し化学療法を行うと,動脈の閉塞や動脈瘤がみられやすいと思われる.また頚部よりカテを挿入するとTIA の引き金となりやすい.その対策として現在当科では,カテをあまり奥にまで留置しないことやそけい部からのアプローチを選択している.}, pages = {21--27}, title = {切除不能消化器癌に対する動注化学療法の長期的予後と合併症について}, volume = {11}, year = {2006} }