@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003352,
 author = {井庭, 憲人 and 吉田, 晃 and 高橋, 俊恵 and 額田, 貴之 and 古宮, 圭 and 深尾, 大輔 and 中治, 倫子 and 井上, 美保子 and 原, 茂登 and 儘田, 光和 and 濱畑, 啓悟 and 百井, 亨},
 journal = {日本赤十字社和歌山医療センター医学雑誌, Medical Journal of Japanese Red Cross Society Wakayama Medical Center},
 month = {Dec},
 note = {新生児・乳児消化管アレルギーとは,新生児期・乳児期に食物抗原が原因で消化器症状を認める疾患の総称である.嘔吐,下血などの消化器症状を呈することが多いが,哺乳力低下,不活発などの非特異的症状のみの場合もあり診断に苦慮する.当科にて2年間で5例の新生児例を経験した.初発症状は胆汁性胃残が2例,血便が3例であった.血液検査,レントゲン,超音波検査などで鑑別を行い,絶食し輸液を行った.消化管症状の改善を待って治療乳へ変更することで,症状再燃を認めなかった.検査では,白血球数,好酸球数の増加を認めた.アレルゲン特異的リンパ球刺激試験は4例で行い3例が陽性であった.生後5ヵ月以降にミルク負荷試験を4例で行い,2例は負荷試験陰性であったが,1例は嘔吐出現,1例は発疹とミルクに対する嫌悪感を認めた.新生児期に胆汁性胃残,血便の症状を認めた場合には,本症も考慮すべきである.(著者抄録)},
 pages = {99--104},
 title = {新生児・乳児消化管アレルギーの5例},
 volume = {30},
 year = {2012}
}