@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003325, author = {杉本, 真弓 and 吉田, 哲也 and 中津, 忠則 and 宮崎, 達志 and 東田, 好広 and 松浦, 里 and 高岡, 正明 and 阪田, 章聖}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {症例は3ヵ月女児.不機嫌,嘔吐,血便を主訴に近医より当院小児科を紹介された.腹部臍左側に腫瘤を触知し,腹部エコー検査で同部位にtarget signを認めたため腸重積と診断した.高圧浣腸による整復を複数回試みたが症状が改善しなかったこと,腹部単純X 線で小腸ガス像の増加と拡張を認めたこと,および腹部単純CT 所見から小腸重積が疑われたため観血的整復を施行したところ,メッケル憩室を先進部として発症した回腸回腸型腸重積であった.回腸回腸型腸重積は全腸重積症の中の約3%と比較的稀であり,先進部となる器質的疾患を合併することが多い.小腸重積の治療には観血的整復が必須であり,これを疑った場合には速やかに小児外科医へ紹介する必要がある.また,メッケル憩室が腸重積に進展する機序,腸重積におけるX線透視下整復と超音波下整復との比較についても述べた.}, title = {メッケル憩室を先進部として発症した,回腸回腸型腸重積症の1例}, year = {2007} }