@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003323, author = {内藤, 悦雄 and 島川, 清司 and 西村, 美緒}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {13年間ジクロロ酢酸ナトリウム(DCA)療法を続けたピルビン酸脱水素酵素複合体(PDHC)欠損症の1女児例を経験した.遺伝子解析ではE1αサブユニット遺伝子の第291番目のグリシンからアルギニンへの変異(G291R)を見いだしたので,遺伝子診断することができた.生後11カ月時に高乳酸血症を伴ったWest症候群を発症した.高乳酸血症の治療薬であるDCAの投与により速やかな乳酸の低下をきたして,シリーズ発作が消失し,痙攣のコントロールができた.その後もDCA の継続投与により,臨床症状は安定した.13歳時の肺炎を契機に人工呼吸器管理となり,気管切開も施行した.その後も時々肺炎に罹患しているが,臨床的には安定している.13年間のDCA療法により血中乳酸値は低下した状態であり,DCAの副作用も認めていない.長期間DCA 療法を継続しえたPDHC 欠損症例の臨床像は非常に貴重なので報告した.}, title = {13年間ジクロロ酢酸ナトリウム療法を続けたG291R変異を有するピルビン酸脱水素酵素複合体欠損症の1女児例}, year = {2007} }