@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003321, author = {尾崎, 敬治 and 三木, 浩和 and 一宮, 理子 and 後藤, 哲也 and 藤野, 修}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {副腎に原発する非ホジキンリンパ腫はまれで,予後が不良な疾患である.最近ではrituximab を含む多剤併用化学療法の有効性が示唆されているが,高齢者や重い併存疾患のために強力な化学療法の行えない例もみられる.今回,拡張型心筋症を合併した症例において,rituximab とetoposide 内服の併用投与が有効であった.症例は59歳男性.拡張型 心筋症,高血圧の治療中であった.2003年7月中旬,発熱,全身倦怠にて発症.CT で右8cm,左5cm 大の副腎腫瘤を認めた.LDH 649,sIL-2R 2180U/ml と上昇していた.ACTH321pg/ml,cortisol 15.5μg/dl で副腎不全を来していた.針生検によりCD20陽性の非ホジキンリンパ腫と診断した.骨髄浸潤はなかった.心機能はEF32%と不良であり,アントラサイクリン系薬剤を含む化学療法はできなかった.Rituximab600mg 週1回計8週投与にetoposide 内服(50mg ×7日)を第2,3,6,7週に追加した.著明な腫瘍の縮小効果がみられ,8週終了時点では右1×3cm大を残すのみとなった.放射線照射40Gy を追加しCR となり,以後3年間再発なく経過している.}, title = {Rituximabとetoposide内服の併用投与が有効であった副腎原発悪性リンパ腫の1例}, year = {2008} }