@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003298, author = {石倉, 久嗣 and 木村, 秀 and 増田, 健二郎}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {胸腺腫は予後は比較的良好であるが,まれに播種や転移をきたすことがあり,その際には完全切除は困難である.今回,我々は,胸膜播種を生じた胸腺腫の手術後,化学療法を追加し,症状の寛解をみたMG症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.症例は30歳代後半の女性.主訴は眼瞼下垂で胸部CTにて縦隔腫瘍を指摘され精査にて胸腺腫を伴う重症筋無力症と診断された.胸腺胸腺腫摘出術,左肺合併切除,胸腔内播種を可及的に切除し,正岡の分類Ⅳ a期の浸潤型胸腺種と診断した.術後化学療法(CAMP療法)を開始し眼瞼下垂は軽快し,抗AchR 抗体は低下した.播種巣を含めた腫瘍摘出後はMG 症状の消失は一過性であったが,化学療法施行により,症状の消失が得られた.外科治療,化学療法などを含めた集学的治療の必要性が再認識された.}, title = {重症筋無力症を合併した胸腺腫胸膜播種の1例}, year = {2008} }