@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003296, author = {村上, 尚嗣 and 里見, 淳一郎 and 佐藤, 浩一 and 岡, 博文 and 三宅, 一}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {虚血性脳血管障害に対し,血管内手技による急性期血行再建術を施行し症状の改善が得られた3例を経験したので報告する. 症例1.77歳,男性.突然の意識障害,左片麻痺で発症,右内頚動脈起始部閉塞を認め,緊急で頚部頚動脈ステント留置術を施行,再開通が得られ症状は著明に改善した. 症例2.70歳,女性.意識障害,左片麻痺が徐々に進行,発症から5時間後に頭蓋内内頚動脈閉塞に対し経皮的血管形成術を施行,再開通が得られ症状は著明に改善した. 症例3.68歳,男性.右聴力低下,軽度の失調性歩行で発症,入院し経過観察を行っていたが,徐々に意識レベルが低下,構音障害が進行した.MRI で脳幹・小脳の梗塞巣の拡大を認め,緊急で椎骨・脳底動脈閉塞に対し経皮的血管形成術を施行,再開通が得られ症状は改善した.内頚動脈等の大血管閉塞,もしくは発症後3時間以降も緩徐増悪を示す虚血性脳血管障害に対しては,積極的な血管内手技による血行再建術が奏効する症例が存在する.}, title = {虚血性脳血管障害に対し,血管内手技による急性期血行再建術を施行した3例}, year = {2008} }