@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003287, author = {長尾, 紀昭 and 山下, 理子 and 近藤, 絵里 and 原, 朋子 and 尾崎, 敬治 and 後藤, 哲也 and 藤井, 義幸}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {患者は50歳代,女性.記憶力低下・活動の低下で発症し,他院で前頭葉腫瘍摘出術が行われ膠芽腫と診断された.全脳照射,化学療法を施行するも再燃し,別の病院にて再度前頭葉腫瘍摘出術が行われ,悪性リンパ腫と再診断された.その後,治療継続のため当院血液科に紹介された.入院時,意識清明で理学的に著変なく,可溶性IL‐2receptor は851U/ml,画像上,中枢神経,胸腹部の深部リンパ節に病変を認め,脳原発悪性リンパ腫の全身転移と診断された.放射線療法後であり白質脳症の危惧もあったが,MTX 大量療法,rituximab,髄注にて加療し,一時的に病変の縮小を認めた.しかし,寛解の持続期間は短く,発症後19ヶ月で永眠された.剖検診断は前頭葉原発悪性リンパ腫,組織型は非ホジキンリンパ腫,びまん性大細胞型B 細胞リンパ腫(DLBCL)で,死因は腫瘍死と考えられた.}, title = {膠芽腫との鑑別が困難であった脳原発悪性リンパ腫の1解剖例}, year = {2008} }