@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003286, author = {伊海, 貴子 and 金崎, 淑子 and 島田, 直 and 近藤, 絵里 and 吉田, 智則 and 新谷, 保実 and 宮, 恵子 and 長田, 淳一 and 林, 正}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {症例は64歳,女性.2002年(59歳)から甲状腺機能低下症のため補充療法を開始した.2005年(62歳)の健診で耐糖能異常を指摘され,2006年には口渇と体重減少が出現し,糖尿病と診断された.食事療法と内服治療で一時改善したが徐々に悪化し,インスリン治療に変更後も血糖コントロール不良のため当科に入院した.BMI 20.1kg/m2,甲状腺腫はなく,HbA1C11.0であった.尿中CPR2.6μg/日とインスリン分泌能は枯渇しており,臨床経過と抗GAD 抗体219U/ml から緩徐進行1型糖尿病と診断した.L-thyroxine 補充中でTSH<0.1μIU/ml,free T41.5ng/dlで,抗Tg抗体1.9U/ml,抗TPO抗体29.2U/mlより慢性甲状腺炎による甲状腺機能低下症と診断した.軽度の口内乾燥感があり,抗核抗体1,280倍,抗SS-A 抗体300U/ml とシェーグレン症候群の合併も認められた.本例は慢性甲状腺炎の経過中に緩徐進行1型糖尿病を高齢発症し,シェーグレン症候群も合併した稀な多腺性自己免疫症候群3型と考えられた.}, title = {シェーグレン症候群,慢性甲状腺炎を合併し,緩徐進行1型糖尿病を発症した多腺性自己免疫症候群3型の1例}, year = {2008} }