@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003254, author = {溝田, 高聖 and 下島, 礼子 and 雑賀, 三緒 and 西平, 守道 and 林, 祥子 and 大島, 令子 and 熱田, 幸司 and 新谷, 恒弘 and 小林, 秀昭 and 宮部, 理香 and 中山, 隆盛 and 白石, 好 and 稲葉, 浩久 and 森, 俊治 and 磯部, 潔}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {症例は腹部手術歴のない60歳代男性.左上腹部痛、嘔気を主訴に救急外来受診し、computed tomographyにて限局性小腸拡張が認められたためPrimary ileusとの診断で同日緊急入院となった.入院後イレウス管挿入し減圧したところ症状改善したためイレウス管をクランプして食事摂取を開始した.経過良好でイレウス管を抜去する前に造影を行ったが再度小腸拡張を認め、Primary ileusの診断・治療目的に手術施行した.腹腔鏡で観察すると索状物や内ヘルニアは認めず、鉗子で小腸内に腫瘤を触れたため開腹し小腸を観察した.小腸漿膜の引き攣れ、小腸間膜にリンパ節腫脹、引き攣れを認めたため小腸癌を疑い腸間膜を含め小腸切除を行った.術後の経過は良好で術後第10病日に退院となった.病理では管状腺癌、リンパ節転移を認めた.今回非常に稀な疾患である小腸癌に起因したPrimary ileusを経験したため若干の文献的考察を加え報告する.}, title = {小腸イレウスを契機に発見された小腸癌の1例}, year = {2013} }