@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003249, author = {中田, 託郎 and 青木, 基樹 and 大岩, 孝子 and 小張, 昌宏 and 矢口, 有乃}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {甲状腺クリーゼは生命を脅かす重篤な救急疾患であるが、甲状腺疾患の既往がなく、消化器症状や中枢神経症状を呈して来院した場合には診断に苦慮することがある.今回、消化器症状にて繰り返し救急外来を受診した甲状腺クリーゼの一例を経験したので報告する.症例は50代女性. 転移性骨腫瘍疑いにて当院整形外科に通院中、嘔気、腹痛を訴えて某月15日同科に入院.内科併診にて精査を行うも診断に至らず、同月20日退院した.以後も症状が持続し、21日、25日と繰り返し救急外来を受診した.受診時に過呼吸や不穏も伴っていた.27日救急外来受診時に甲状腺クリーゼが疑われて内科入院となり、同診断が確定した.救急外来に繰り返し受診し、複数の医師が診察したにも関わらず診断に時間を要した症例であった.原因のはっきりしない消化器症状や中枢神経症状では甲状腺クリーゼに留意する必要がある.}, title = {救急外来を繰り返し受診し、 診断に苦慮した甲状腺クリーゼの一例}, year = {2013} }