@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003248, author = {吉田, 康祐 and 中田, 託郎 and 青木, 基樹 and 大岩, 孝子}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {G群溶連菌による壊死性軟部組織感染症の症例を経験したため報告る. 症例は70代女性、左下腿の疼痛及び発赤, 腫脹の精査加療目的で当院へ救急搬送となった.来院後、敗血症性ショックを呈した.壊死性筋膜炎を疑い、救急外来にて減張切開及び筋膜生検を行った.筋膜への感染は否定的であったため、重症の蜂窩織炎の診断で入院となった.皮下組織および浸出液の培養でG群溶連菌が検出された.局所皮膚・皮下軟部組織のデブリドマンを行い、カルバペネム、ペニシリン系抗菌薬の投与で全身状態は改善した.第50病日皮膚欠損部に対し植皮術を行い、第75病日にリハビリ目的に転院となった.従来、G群溶連菌は病原性が弱いとされてきたが、近年、易感染性宿主に対する重篤な感染症の報告が増加してきている.本症例は、重篤な基礎疾患はなく、悪性腫瘍の精査も併せて行ったが、合併を認めなかった}, title = {G群溶連菌による蜂窩織炎により敗血症性ショックを来たした一例}, year = {2013} }