@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003243, author = {齋藤, 麻由 and 村松, 瑞穂 and 曽我, 隆義}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {症例は71歳男性. 平成11年より近医にて関節リウマチ(RA)と診断された. 発症当初よりメトトレキサート(MTX)を投与されていたが、平成19年にMTXによる汎血球減少から敗血症をきたし、使用できなくなった. 平成23年7月よりエタネルセプト(ETN)50mg/週を開始した. しかし同年10月腰痛と発熱を主訴に当院を受診した. 血液検査にて炎症反応高値と腹部単純computed tomography(CT)にて左腸腰筋内に低吸収域を認めた. 入院第3病日に撮影した腰椎magnetic resonance imaging(MRI)にてT2強調画像でL3/L4高位左側に椎間板に連続する液体貯留を認め、傍脊柱膿瘍と診断した. 外科的処置は行わず、約7週間の抗生剤治療で治癒した. 傍脊柱膿瘍はETNによる感染症の合併として非常に稀であるが、本症例のように高齢、ステロイド内服中、classⅢ以上など多くのリスク因子をもつ場合には、生物学的製剤投与中は合併症としてあらゆるフォーカスを想定した感染症の検索を怠らず、発症した場合には早期の介入が必要と考えられた.}, title = {エタネルセプト使用中に傍脊柱腫瘍を併発した関節リウマチの一例}, year = {2013} }