@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003175, author = {當別當, 庸子 and 箕田, 直治 and 若松, 成知 and 山中, 明美 and 酒井, 陽子 and 加藤, 道久 and 郷, 律子 and 神山, 有史}, issue = {1}, journal = {日赤医学, The Japanese Red Cross Medical Journal}, month = {Mar}, note = {術後の反回神経麻痺は嗄声だけでなく嚥下障害,誤嚥性肺炎など致死的な合併症を起こし得る.心臓手術では手術手技や気管挿管,経食道心エコー(TEE)や人工心肺(CPB)の影響などがリスク因子と考えられている.今回,反回神経麻痺の発生にCPB が関与しているかを調べた.当院で行われた心臓手術123例を対象に,術後の反回神経麻痺の発生率を後向きに調査した.麻酔導入・気管挿管後に肺動脈カテーテルとTEE を挿入した.TEE は手術終了時に抜去し,ICU でウィーニング後に抜管した.耳鼻咽喉科医により反回神経麻痺と診断されたのは6.5%(8/123例)であった.CPB群と非CPB群での麻痺発生に統計学的な有意差は認めなかったが,その発生率は前者で高い傾向にあった(CPB群9.0%,非CPB 群3.6%).背景因子としてCPB群では女性が多く,挿管時間や麻酔時間が有意に長かったことから,これらが影響した可能性があった.}, pages = {1--4}, title = {心臓手術後の反回神経麻痺の発生要因についての検討}, volume = {13}, year = {2008} }