@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003135, author = {長江, 浩朗 and 仙崎, 雄一 and 藤井, 義幸 and 山下, 理子}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {下口唇に発生した有棘細胞癌切除後の欠損に対して,皮膚側,粘膜側からの前進皮弁で再建した2症例を報告する. 症例1は73歳男性.義歯を装着していた.腫瘍は下口唇左寄りにあり,主に赤唇部に存在した.切除後の欠損は下口唇の1/2を越える幅となった.皮膚側,粘膜側よりV-Y前進皮弁を挙上し再建した.症例2は77歳女性.義歯を装着していた.腫瘍は赤唇部を中心に横方向に幅広く存在し,切除後の欠損は下口唇ほぼ全幅に及んだが,両側の口角は温存可能であった.皮膚側はV-Y前進皮弁で再建し粘膜側は両側で垂直方向に2cm程度切開を加え粘膜を前進させて再建した. この方法は口輪筋の機能が温存でき,近接する皮膚を用いるため,color match,texture match が良い.また,狭小化が少ないため特に義歯を装着している高齢者では着脱が困難となる心配がない.垂直方向の欠損が少なく口角の残せる症例には有用な方法のひとつと考える.}, title = {皮膚側と粘膜側からの前進皮弁による下口唇再建の経験}, year = {2009} }