@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003132, author = {武田, 芳嗣 and 岩目, 敏幸 and 高砂, 智哉 and 藤井, 幸治 and 成瀬, 章 and 小川, 貴之}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {前十字靱帯再建術後の感染例に,抗生物質を封入したハイドロキシアパタイトブロック(HAb)を使用して再再建を行った症例を報告する.症例は18歳,男性.既往歴としてアトピー性皮膚炎がある.ソフトボールで受傷後約4ヶ月目に薄筋腱・半腱様筋腱を使用して一重束再建を行ったが,術後14日目に黄色ブドウ球菌(MSSA)による感染を生じた.一旦は鏡視下debridement と抗生物質の全身投与で沈静化したが,術後10週で再燃したため,移植腱と内固定材料を抜去し,持続洗浄を行った.感染は沈静化したものの膝の不安定感が持続するために,再再建術を予定したが,全身のアトピー性皮膚炎が強く,手術による再感染が危惧された.抗生物質の長期間局所持続投与と拡大した骨孔の充填を目的に,抗生物質を封入したHAbを健側から採取したハムストリング腱に装着し,2重束再建を行った.現在,術後18ヶ月で,感染を生じることなく経過し,前方不安定性は消失してサッカーなどを行っている.本法は,感染のリスクを有し,骨移植を必要とするほどの骨孔拡大を生じた症例に対する再再建術法として有用であると考えた.}, title = {抗生物質封入ハイドロキシアパタイトブロックを使用した前十字靱帯再再建術の1例}, year = {2009} }