@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003125, author = {山村, 陽子 and 沖津, 宏 and 田中, 麻美 and 湊, 拓也 and 石倉, 久嗣 and 一森, 敏弘 and 石川, 正志 and 木村, 秀 and 阪田, 章聖}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {症例は60歳代男性で右開胸食道亜全摘,胸腔内胃管再建,3領域郭清を行った.心嚢浸潤のため心嚢合併切除,胸管も結札し合併切除を行った.術中両側開胸となったが,右胸腔ドレーンを留置し手術を終了した.術後第3病日左胸水貯留のためドレーンを挿入した.次第に排液は減少し,第21病日に経口摂取を開始したが翌日より乳ビ様胸水を認め,食事を中止した.両側胸腔ドレナージを行いつつ術後第26,27病日に足背からのリピオドールリンパ管造影を施行したが効果は認めなかった.しかし引き続きのTPNとアルブミン補充,オクトレオチドの持続皮下注といった保存的治療で次第に排液は減少した.第44病日に脂肪制限の経口摂取を開始するも胸水の再貯留を認めなかったために順々に胸腔ドレーンを抜去,以後胸水の貯留は認めなかった.食道癌術後両側乳ビ胸水の報告は少なく,保存的治療で治癒した症例も稀であったために報告する.}, title = {食道癌術後両側乳ビ胸に対し保存的加療で治癒した1例}, year = {2009} }