@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003123, author = {金崎, 淑子 and 山本, 英司 and 近藤, 絵里}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {患者は88歳,男性.48歳時に糖尿病を指摘されたが,放置していた.2007年8月,血糖400mg/dlのため精査を勧められたが,3日後に脳幹梗塞を発症した.嚥下障害のため胃瘻が造設され,経管栄養を開始した.同年12月に近医に転院したが,2週後に意識混濁をきたし,血糖1,126mg/dlのため当院に入院した.尿ケトン体陰性,血糖634mg/dl,血清Na184mEq/lと高血糖高浸透圧昏睡を発症しており,BUN89mg/dl,Cr1.8mg/dlと脱水と腎障害が認められた.輸液・インスリン治療により意識状態・血糖値は改善したが,2日目にPlt6.5×104/μl,Fib120mg/dl,FDP41μg/mlと播種性血管内凝固(DIC)を併発し,メシル酸ガベキサート等による治療を要した.本例には敗血症,悪性腫瘍などDICの原因となる背景はなく,著明な高血糖と脱水がDICを惹起したと考えられた.糖尿病では血液凝固亢進状態にあり,高血糖高浸透圧昏睡ではDIC の合併にも注意する必要がある.}, title = {経管栄養中に高血糖高浸透圧昏睡を発症し,播種性血管凝固(DIC)を併発した高齢者2型糖尿病の1例}, year = {2009} }