@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003101, author = {宮谷, 友香 and 別宮, 史朗 and 谷, 杏奈 and 松井, 寿美佳 and 岩佐, 武 and 猪野, 博保 and 小倉, 理代 and 日浅, 芳一}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {深部静脈血栓症(deep vein thrombosis:DVT)は肺血栓塞栓症の原因の1つとして重要であり,近年急速に増加している.特に,妊娠中は凝固能亢進や増大子宮による静脈圧排のためにDVT が生じやすくなっている.今回,妊娠後期にDVT を発症し,治療に苦慮した症例を経験したので報告する. 症例は22歳の初産婦.妊娠37週に左大腿腫脹と疼痛を認め,左外腸骨静脈のDVT と診断し入院.ヘパリンの持続点滴を行ったが血栓の増大を認め,肺血栓塞栓症予防目的で下大静脈一時フィルターを留置した.フィルター留置後1日目に陣痛発来し,2日目に分娩となった.フィルター留置後もさらに血栓は増大し,ウロキナーゼも効果がみられず下大静脈にも血栓が及んできたため,一時フィルターを抜去し恒久的下大静脈フィルターを留置した.分娩後はワーファリン内服を開始し,産褥13日目に退院となった.}, title = {妊娠後期に深部静脈血栓症を発症した1例}, year = {2009} }