@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003097, author = {梅本, 多嘉子 and 七條, 光市 and 杉本, 真弓 and 東田, 栄子 and 川人, 雅美 and 渡邉, 力 and 中津, 忠則 and 吉田, 哲也}, issue = {1}, journal = {徳島赤十字病院医学雑誌, Tokushima Red Cross Hospital Medical Journal}, month = {Mar}, note = {細菌性髄膜炎は,小児における最重症感染症の1つである.2004年から2008年の過去5年間に当科にて加療した細菌性髄膜炎10症例について,後方視的に検討した.発症年齢は2カ月から7歳,起炎菌はインフルエンザ桿菌が9名(BLNAR3名)と大半を占め,B 群連鎖球菌(GBS)が1名であった.死亡例はなく,2例に後遺症を認めている. BLNAR は最近の3例であり,1例は抗菌剤の選択に苦慮した.小児細菌性髄膜炎は早期診断・治療が予後を大きく左右するとされている.症状は非典型的な事もあるため,小児の発熱では常に細菌性髄膜炎の可能性を念頭に置き,疑ったら髄液検査を施行し診断を確定すべきである.今回の検討で,耐性菌の増加している印象や,早急に治療を開始できたが後遺症を残した症例も認め,発症後の対応だけでは限界がある一面も認めた.耐性菌を防ぐ適正な抗菌剤の使用とともに,インフルエンザ菌b 型(Hib)ワクチンの定期接種への早期導入が望ましいと思われた.}, pages = {17--22}, title = {当院にて過去5年間に経験した細菌性髄膜炎10症例の検討}, volume = {14}, year = {2009} }