@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003086, author = {長谷川, 知早 and 成宮, 博理 and 山田, 博之 and 出口, 雅子}, month = {Dec}, note = {症例は74 歳の男性.慢性維持透析患者で,発作性心房細動に対してアミオダロン(AMD),むずむず脚症候群に対してクロナゼパムを内服していた.徐脈と下肢脱力を自覚し,当院救命センターを受診した.来院時の脈拍は39 回/分の洞性徐脈であったが,他の身体所見には異常はなかった.血液検査ではK が7.6 mEq/L であり,徐脈の原因を高K 血症と考え,グルコン酸カルシウムの投与,GI 療法,血液透析を行った.当初はこうした治療に反応して脈拍は上昇したが,血清K 値が正常化した後も,脈拍は50 回/分以上に上昇しなかった.AMD が徐脈を誘発していると考えられた.しかし,AMD の投与量は適応用量範囲内で,血中AMD 濃度やその代謝物の血中濃度は経過中に上昇していた.また,クロナゼパムを中止し,プラミペキソールとともに同量のAMD を投与したところ,脈拍は70~80 回/分と安定した.こうしたことから,本例ではAMD とクロナゼパムの相互作用により徐脈をきたしたと考えられた.}, title = {アミオダロンとクロナゼパムの相互作用により徐脈をきたした透析患者の1 例}, year = {2012} }