@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003085, author = {田川, 晃司 and 長村, 敏生 and 河辺, 泰宏 and 平尾, 多恵子 and 長谷川, 雅文 and 東道, 公人 and 古谷, 明代 and 小林, 奈歩 and 久保, 樹里 and 大前, 禎毅 and 清沢, 伸幸 and 山本, 徹}, month = {Dec}, note = {症例は13 歳女児.1 年前より部活動などで激しく動いた日の夜などに頭痛を訴えることはあったが,1 日で改善していた.2011 年9 月これまでとは異なる強い頭痛が1 週間持続し,入院前日には嘔吐が1 回出現し,その後も嘔気が続いて前院を受診,頭部MRI で左小脳半球にT1 強調像で等信号,T2 強調像,FLAIR(Fluid attenuated invension recovery),拡散強調像で高信号,ADC(apparent diffusion coeffect)map で低信号の限局性梗塞を認め,同日当院へ転院となった.入院時に一過性の微熱がみられたが,小脳・脳幹症状を認めず,MR 血管撮影(MR angiography : MRA)に異常はなかった.入院時検査では髄液細胞数100/μ l,蛋白46 mg/dl と上昇を認めたが,血液,凝固検査に異常はなかった.保存的に経過をみたところ,嘔気と微熱は翌日に,頭痛は3 日後に消失した.MRI病変と髄液細胞数は経過とともに改善し,6 週後には髄液細胞数は正常化し,3 か月後には梗塞巣もほぼ消失した.遷延する頭痛では小脳梗塞の可能性も念頭に置く必要があると思われた.}, title = {頭痛・嘔気で発症し,髄液細胞数増多を伴った左側小脳半球の限局性梗塞の1 例}, year = {2012} }