@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003072, author = {一森, 敏弘 and 阪田, 章聖 and 松岡, 裕 and 木原, 歩美 and 田中, 麻美 and 湊, 拓也 and 山村, 陽子 and 山村, 陽子 and 垣本, 佳士 and 石倉, 久嗣 and 石川, 正志 and 沖津, 宏 and 木村, 秀}, issue = {1}, journal = {徳島赤十字病院医学雑誌, Tokushima Red Cross Hospital Medical Journal}, month = {Mar}, note = {進行した腎性副甲状腺機能亢進症では副甲状腺摘出術(PTx)により,QOL が改善するのみならず,心機能が改善した症例にしばしば遭遇する.一方,過剰な副甲状腺ホルモン(PTH)は慢性維持血液透析患者において左室肥大や左室駆出率に影響を与えるとされる.今回,PTx による心機能への影響をみる目的で,脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)はPTx 後に改善の有無を検討した.【対象と方法】2007年1月から2008年4月の間に当院でPTx を施行した15例のうち,術前にBNPを測定することができた血液透析患者7例を対象とした.当院循環器科で施行した 術前の心エコー検査では,心機能はエコー上特に問題なく,溢水の所見も認められなかった.PTx の前後にBNP を同条件で測定し,PTx により心負荷が軽減するかを,BNP 値で効果判定した.【結果】5例で術後BNP は30%以上の低下が認められた.術後BNP が30%以上の上昇を呈したのは1例のみで,その術前のBNP は85.7pg/mL と高くなかった.また,術前に骨代謝回転が著明に亢進していた3例では,BNP も著しく改善した.【結論】心エコーで心機能は特に問題とされないような症例においても,PTx によりBNP は改善し,心負荷は軽減する.}, pages = {1--6}, title = {腎性副甲状腺機能亢進症の血液透析患者における脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)からみた副甲状腺摘出術(PTx)による心負荷の改善}, volume = {14}, year = {2009} }