@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003023, author = {長江, 浩朗}, issue = {1}, journal = {徳島赤十字病院医学雑誌, Tokushima Red Cross Hospital Medical Journal}, month = {Mar}, note = {先天性眼瞼下垂症は生まれつき眼瞼挙筋の神経筋単位が欠損しているために起こる.その治療は一般的には前頭筋と瞼板との間に筋膜を移植するつり上げ法が行われる.今回,大腿筋膜を人字型に移植し,5日後に修正を加え良好な結果を得た症例を経験したので報告する. 症例は21歳男性.出生時より左眼瞼下垂があり,就学前に手術を受けているが改善していない.当科初診時には左眼瞼挙筋は機能していなかった.全身麻酔下に左大腿筋膜を前頭筋と瞼板の間に移植した.術後5日目,もう少しつり上げて欲しいとの希望があり,局所麻酔下に修正した.術後3ヵ月あまり経過し十分な開瞼が出来ている.従来われわれは内側,中央,外側の3カ所にそれぞれ別個に筋膜を移植していた.人字型に移植することにより筋膜の量が少なくてすみ切開する箇所も少ない.また,修正が容易なという利点があり強度にも問題はなく,良い方法と考える.}, pages = {114--117}, title = {人字型筋膜移植による先天性眼瞼下垂症の治療経験}, volume = {15}, year = {2010} }