@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003019, author = {山口, 真司 and 金崎, 淑子 and 山本, 英司 and 近藤, 絵里 and 新谷, 保実 and 宮, 恵子 and 阿部, 洋子 and 池山, 鎭夫 and 城野, 良三 and 長田, 淳一}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {高アンモニア血症を契機として門脈下大静脈シャントが発見され,バルーン閉塞下逆行性経静脈塞栓術(B-RTO)により治療した門脈下大静脈シャントの1例を報告する.症例は74歳,女性.52歳時に心臓弁膜症を指摘され,72歳時に大動脈弁・僧帽弁置換術を受けた.1ヶ月前より傾眠傾向をきたすようになり,2009年,自宅で意識消失しているところを発見され,当院に救急搬送された.血中アンモニア199μg/dlと高アンモニア血症による意識障害と考えられたが,原因となる肝疾患はなく,保存的治療による高アンモニア血症のコントロールは不良で,入院後も傾眠状態を反復した.門脈シンチ・血管造影にて門脈下大静脈シャントが存在することが確認され,非肝硬変性肝性脳症と診断した.B-RTOによるシャント閉塞術を行ったところ,血中アンモニア値は速やかに正常化し,意識も常時清明となった.B-RTOは門脈下大静脈シャントに対して侵襲性の少ない極めて有効な治療選択と考えられる.}, title = {バルーン閉塞下逆行性経静脈塞栓術(B‐RTO)による門脈下大静脈シャント閉塞が著効した非肝硬変性肝性脳症の1例}, year = {2010} }