@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003015, author = {七條, 光市 and 近藤, 梨恵子 and 梅本, 多嘉子 and 杉本, 真弓 and 東田, 栄子 and 生越, 剛司 and 渡邉, 力 and 中津, 忠則 and 吉田, 哲也 and 藤井, 幸治}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {症例は12歳男児.特に誘因なく右臀部痛と微熱が出現したため,抗生剤と鎮痛薬の内服にて経過をみていた.第6病日の血液検査では炎症反応を認めなかったが,徐々に疼痛の悪化と高熱を認め,第9病日にCRP 1.88mg/dl,第10病日にはCRP20.00mg/dlと炎症反応の著明な上昇を認め入院となった.血液培養でStaphylococcus aureus を検出した. 第11病日のMRI 検査では明らかな異常所見を認めなかったが,第17病日のMRI検査で右仙腸関節面の腸骨と仙椎がT1強調画像で左に比べて低信号を示した.また第23病日に施行した骨シンチグラフィー検査でも同部位に集積の亢進を認め,化膿性仙腸関節炎と診断した.入院後,抗生剤の経静脈投与により臨床症状は徐々に改善を認め,治療開始2週間の時点で炎症反応は陰性化した.以後は抗生剤経口投与を2週間行い治療を終了した.現在のところ症状の再燃を認めず経過良好である.}, title = {化膿性仙腸関節炎をきたした12歳男児例}, year = {2010} }