@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003012, author = {近藤, 絵里 and 中井, 陽 and 山本, 英司 and 島田, 直 and 三木, 浩和 and 金崎, 淑子 and 新谷, 保実 and 宮, 恵子 and 長江, 浩朗 and 成瀬, 章}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {症例は55歳,女性.52歳で糖尿病を指摘され内服治療を開始した.その後,前胸部・頸部・頭頂部などに有痛性皮下腫瘤の出現・消退を反復するようになり,HbA1C12.6 %と血糖コントロール悪化のため入院した.インスリン治療を開始し血糖コントロールは改善したが,左肩甲骨外側の皮下腫瘤摘出術の結果,非定型抗酸菌症(Mycobacterium avium)による皮下膿瘍と診断された.同時期の胸部CT にて左下肺野に不整形結節影が認められ,抗結核薬3剤による治療を開始した.1ヶ月後にHbA1Cは8.4%まで低下したが,肺結節は増大し,腰痛が出現.腰椎XP・MRI にてL3の骨溶解像,Th11以下の椎体に不均一な信号が認められ,骨生検にて非定型抗酸菌が証明された.Kanamycinを追加し,その後の経過は良好である.糖尿病は非定型抗酸菌症の発症・増悪の危険因子であるが,本例は感染の合併に伴う血糖コントロール悪化を契機に発見されるなど,稀な臨床経過を示した.}, title = {血糖コントロール悪化時に非定型抗酸菌性皮下膿瘍・脊椎カリエスを発症した2型糖尿病の1例}, year = {2010} }