@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003007, author = {岩佐, 美沙 and 湊, 真子 and 加藤, 邦子 and 浜井, 和子 and 山下, 理子 and 小野, 晃代 and 中西, 一世 and 廣瀬, 彬 and 杉本, 真弓 and 生越, 剛司 and 渡邉, 力 and 吉田, 哲也}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {症例1は7歳男児.軽い腹痛と,排便時に肛門からひも状のものが見えると母親が気付き近医受診し,体節の外注検査で,日本海裂頭条虫症と診断された.駆虫目的で当院小児科を紹介受診し,ビルトリシドR(praziquantel)にて駆虫が行われ虫体排出をみた.病理組織学的検査で頭節が確認され,今後は外来で虫卵検査にてフォローされる予定であ る.症例2は17歳女性.症例1と同様の症状で同じ近医を受診し,虫卵の外注検査で,日本海裂頭条虫症と診断された.当院小児科を紹介され,腹部エコーにて虫体を確認後,症例1同様駆虫が行われた.この症例では頭節は病理組織では十分断定できず,外来の虫卵検査にて慎重にフォローされる予定である.日本では,近年寄生虫疾患は減少したが,新興・再興感染症のひとつとして再び注目されつつある.われわれが経験したまれな日本海裂頭条虫症2症例の臨床経過,虫卵,虫体病理所見を報告し,当院における虫卵検査の動向についても併せ検討した.}, title = {日本海裂頭条虫症の2例}, year = {2010} }