@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003006, author = {中内, 佳奈子 and 野々木, 理子 and 山本, 英司 and 島田, 直 and 後藤田, 康夫 and 吉田, 智則 and 佐藤, 幸一 and 長田, 淳一 and 中野, 誠一 and 山下, 理子 and 藤井, 義幸 and 片岡, 孝一}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {59歳女性.2008年3月より顎下部腫脹,眼瞼腫脹,耳下腺部腫脹も自覚し,2009年3月に耳鼻咽喉科を受診.可溶性IL‐2受容体が高値であったため悪性リンパ腫を疑い,PET-CTを施行.両側唾液腺・涙腺の他,膵臓にも腫大とFDGのびまん性集積亢進を認め,IgG4関連疾患が疑われた.下口唇の小唾液腺生検にてIgG4陽性の形質細胞浸潤を認め,血清IgG4が963mg/dlと高値でありミクリッツ病と診断された.膵腫大の合併精査のため当科紹介された際,閉塞性黄疸を認めERCPを施行.総胆管は著明に拡張しており,主膵管は口径不同で全体に狭細していた.総胆管下部に著明な狭窄を認めたためERBDを施行.ミクリッツ病を伴う自己免疫性膵炎と診断し両者に効果のあるプレドニゾロンにて治療を開始.以後順調に漸減し外来観察中である.ミクリッツ病を合併した自己免疫性膵炎例では活動性が高いとの報告もあり,今後も十分な経過観察が必要である.}, title = {ミクリッツ病診断を契機に発見された自己免疫性膵炎の1症例}, year = {2010} }