@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003003, author = {富本, 亜由美 and 日浅, 芳一 and 三並, 智子 and 矢野, 勇大 and 米田, 浩平 and 村上, 尚嗣 and 當別當, 洋平 and 中川, 貴文 and 陳, 博敏 and 宮崎, 晋一郎 and 馬原, 啓太郎 and 小倉, 理代 and 宮島, 等 and 弓場, 健一郎 and 高橋, 健文 and 岸, 宏一 and 細川, 忍 and 大谷, 龍治}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {症例は77歳,女性.2008年12月19日深夜0時に突然の呼吸困難を自覚した.来院時,呼吸回数30回/分と頻呼吸を呈し,心電図ではSⅠQⅢTⅢ・Ⅱ,Ⅲ,aVf,全ての胸部誘導で陰性T 波を認めた.心エコー検査では,心室中隔の扁平化を伴う著明な右心系の拡大と,強い肺高血圧症の所見を認めた.胸部造影CT では,両側肺動脈に陰影欠損を認め肺塞栓症と診断した.血液検査では著明な代謝性アシドーシスと低酸素,低炭酸血症を来たしており,多臓器不全の状態であった.へパリン・ワーファリン内服による抗凝固療法,ウロキナーゼの持続静注を開始するも効果は乏しく,呼吸状態は悪化した.血圧低下し代謝性アシドーシスも進行したため,組織型プラスミノーゲン・アクチベータ(t-PA)投与.投与後数時間で臨床症状,肺高血圧ともに改善を認め病状は安定し,酸素化も徐々に改善した.重症肺塞栓症に対し,t-PA が著効した一例を経験したので報告する.}, title = {心原性ショック,多臓器不全を伴う急性肺塞栓症に対し組織型プラスミノーゲン・アクチベータ(t‐PA)による血栓溶解療法が著効した1例}, year = {2010} }