@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00002954, author = {長江, 浩朗 and 杉野, 博崇}, issue = {1}, journal = {徳島赤十字病院医学雑誌, Tokushima Red Cross Hospital Medical Journal}, month = {Mar}, note = {一卵性双生児の両方に発症した両側先天性眼瞼下垂症を経験したので報告する.本邦では一卵性双生児での発症は報告されていない.症例は6歳男児の一卵性双生児.出生時より両側眼瞼下垂症があった.家系に同症はない.前頭筋の機能を利用した筋膜つり上げ術を施行した.術後軽度の閉瞼障害はあるものの自覚症状はなく,十分な開瞼ができている. 先天性眼瞼下垂症では眼瞼挙筋の機能がほとんどないものが多く,前頭筋の機能を利用した再建が行われる.なかでも前頭筋と瞼板の間に筋膜を移植する方法が広く行われている.本症例でも大腿筋膜を人字型に移植する方法で良好な結果が得られた. 遺伝性先天性眼瞼下垂症の家系で遺伝子解析した報告があり,遺伝子の関与が言われている.一卵性双生児の両方にほぼ同様の症状が見られたことより,本症に対する遺伝子の関与を示唆する症例と考える.}, pages = {73--76}, title = {一卵性双生児に発症した両側先天性眼瞼下垂症の経験}, volume = {16}, year = {2011} }