@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00002947, author = {梅本, 多嘉子 and 七條, 光市 and 杉本, 真弓 and 東田, 栄子 and 川人, 雅美 and 渡邉, 力 and 中津, 忠則 and 吉田, 哲也 and 岡, 博文 and 三宅, 一 and 佐藤, 浩一}, issue = {1}, journal = {徳島赤十字病院医学雑誌, Tokushima Red Cross Hospital Medical Journal}, month = {Mar}, note = {乳幼児揺さぶられ症候群とは,乳幼児の頭部を暴力的に揺さぶる事によって生じる外傷であり,虐待の中でも最も重篤な結果をもたらす疾患の1つとされる.症例は4カ月,男児.母親に激しく揺さぶられた後に意識障害を認め,当院へ救急搬送された.受診時頭部CTにて大脳鎌に硬膜下出血を少量認め,数時間後には急性脳腫脹を呈し,また両側に眼底出血を認めた.虐待が疑われ,入院時より児童相談所へ通報し,急性脳腫張に対しマンニトール,デキサメタゾン,痙攣に対しミダゾラム,フェノバルビタール,チアミラールナトリウムを使用し,人工呼吸管理を施行の上加療を行った.治療後は脳萎縮,慢性硬膜下血腫の状態となり,後障害を残した. 乳幼児揺さぶられ症候群は致死率15%,障害を残す可能性50%以上の予後不良な疾患である.虐待を疑った場合の社会的対応や予防のための育児支援が重要である.}, pages = {45--49}, title = {乳幼児揺さぶられ症候群(Shaken Baby Syndrome)の1例}, volume = {16}, year = {2011} }