@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00002895, author = {平尾, 多恵子 and 長村, 敏生 and 古谷, 明代 and 田川, 晃司 and 河辺, 泰宏 and 長谷川, 雅文 and 東道, 公人 and 久保田, 樹里 and 小林, 奈歩 and 大前, 禎毅 and 清沢, 伸幸 and 林, 鐘声 and 木村, 修 and 今村, 俊彦}, month = {Dec}, note = {症例は6歳女児。入院の約1ヵ月前より毎食後に腹痛を訴えていたが、徐々に出現間隔が短くなり、当科受診当日の深夜には強い腹痛が出現し、11時に近医より紹介受診となった。当科外来での腹部エコーでは横行結腸にtarget sign(短軸方向断面で描出される腸重積症所見)とそれに隣接するリンパ節腫大が多発性に認められ、病的先進部を有する腸重積症の診断下に同日12時京都府立医科大学小児科に搬送された。転院当日の20時に同大学小児外科で開腹下に回盲部切除、断端縫合、腸間膜リンパ節切除が施行された。腸重積症の病的先進部となっていた直径5cmの腫大リンパ節および隣接する腸間膜リンパ節の病理組織、フローサイトメトリー、末梢血染色体検査の結果、成熟B細胞性リンパ腫Stage IIと診断された。術後9日目より化学療法が開始され、以後の経過は良好である。病的先進部を伴う年長児の腸重積症では悪性リンパ腫の初発症状の可能性を考慮する必要があると思われた。}, title = {腸重積症を初発症状とした成熟B細胞性リンパ腫(B-NHL)の6歳女児例}, year = {2011} }