@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00018859, author = {賴田, 顕辞 and 坂本, 恵子 and 泉, 美貴 and 柏木, 圭介 and 吉井, 聡佳 and 伊藤, 慈音 and 水野, 圭子 and 小原, 昌彦 and 安岡, 香 and 和田, 有加里 and 筒井, 宏行}, issue = {1}, journal = {高知赤十字病院医学雑誌}, month = {Mar}, note = {高知赤十字病院, Bowen 病は表皮内に生じる非浸潤性の有棘細胞癌で,多くは平坦な局面を形成し,腫瘤を形成することは稀である.我々は,形態的に有棘細胞癌が疑われた疣贅様の腫瘤を呈する Bowen 病の 1 例を経験した.90 歳代後半の男性で,1 - 2 年前から左側腹部の皮膚病変が指摘されており,徐々に増大し,排膿や滲出液を伴うようになり当院に紹介となった.形態的に有棘細胞癌が疑われ,生検の結果,乳頭腫様に外向性発育を示す異型細胞が表皮にみられたが,明らかな浸潤像はなく Bowen 病が疑われた.切除検体の病理診断でも病変境界明瞭で基底層が概ね保たれており,Bowen 病と診断できた.乳頭状部分は基底層が不明瞭 化しており乳頭状扁平上皮癌は鑑別に挙げられたが,典型的な Bowen 病の部分と区別できないために除外した.Bowen 病は稀に腫瘤を形成することがあることを念頭におく必要がある.}, pages = {55--58}, title = {疣贅様腫瘤を形成する Bowen 病の 1例}, volume = {27}, year = {2023} }