@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00018849, author = {松田, 愛理 and 辻, 慶紀 and 古本, 哲朗 and 寺内, 芳彦 and 中山, 智孝}, issue = {1}, journal = {高知赤十字病院医学雑誌}, month = {Mar}, note = {Food protein-induced enterocolitis syndrome(FPIES)は IgE を介さない食物アレルギーの一種で,嘔吐・下痢などの消化器症状を認める疾患概念である.本邦では,原因食物として,乳,卵黄が多く報告されているが,近年はそれ以外の固形食物による FPIES の報告も増えている.2021年4月から2022年10月までに当院で最終的に FPIES と診断した10症例を後方視的に検討したので報告する.症例は日齢 9 から生後 11 か月までの男児 5 例,女児 5 例であった.原因食物は,乳 3 ,卵黄 4 例,大豆 2例,小麦 1 例であった.すべての症例で臨床症状による診断基準を満たした.経口負荷試験を実施した 5 症例のうち,厳密に診断基準を満たしたのは 1 症例のみであった.2022 年 12 月現在,本邦では FPIES に関する大規模調査は無く,症例の診断方法・臨床的特徴・管理方法などに関するさらなるデータの蓄積が必要とされている.}, pages = {37--42}, title = {当院で経験した Food protein-induced enterocolitis syndrome(FPIES) 10症例の検討}, volume = {27}, year = {2023} }