@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00018831, author = {髙田, 尚志 and 田中, 康博 and 田村, 啓人 and 岡, 智子 and 直川, 匡晴}, journal = {日本赤十字社和歌山医療センター医学雑誌, Medical Journal of Japanese Red Cross Wakayama Medical Center}, month = {Mar}, note = {症例は57歳男性.X年2月頃より急激に貧血が進行し, computed tomography (CT)検査で脾腫を認めた.脾摘で脾原発B細胞性リンパ腫と診断された.同年4月より抗癌剤治療を開始し2コース目を施行後,pegfilgrastimを投与した.投与8日後より38℃台の発熱が出現(第1病日), 第3病日に当院救急外来を受診した.血液検査で炎症反応高値, 造影CT検査で大動脈周囲に軟部組織陰影を認めたため同日入院となった.抗菌薬点滴を開始したが症状は改善なく, 第8病日よりプレドニゾロン30㎎/日内服を開始した.症状は速やかに改善し第18病日のCT検査でも軟部組織陰影は縮小, 第22病日に退院となった.外来でプレドニゾロンを減量・中止したが症状の再燃は認めていない. 本症例のようにpegfilgrastim使用後に原因不明の発熱を認めた際には, 薬剤性大動脈炎の可能性を考える必要がある.}, pages = {39--45}, title = {Pegfilgrastimによる薬剤性大動脈炎を合併した脾原発B細胞性リンパ腫の1例}, volume = {40}, year = {2023} }