@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00018584, author = {菊池, 直哉 and 新谷, 恒弘 and 大倉, 一宏}, issue = {1}, journal = {静岡赤十字病院研究報, Journal of Japanese Red Cross Shizuoka Hospital}, month = {Dec}, note = {透析患者の予後改善に伴い,長期維持透析の患者が増加している.それに伴い,自己血管での内シャント造設が困難なため人工血管を移植せざるを得ない症例も多い.人工血管には様々な種類があるが,その種類による開存成績を評価した文献は少ない.今回当院での人工血管シャントの成績を種類ごとに比較検討した.  方法は2005年8月から2021年12月の間で,当院で移植した人工血管の種類と開存成績について比較検討した.患者平均年齢は73.5歳であり,手術は人工血管を皮下に通した後に動脈・静脈へ吻合している.血栓除去術や経皮的血管形成術などの治療介入を要したが,救済可能であった状態を累積開存率として統計処理をした.  結果としては単純なePTFE素材の人工血管では種類毎に累積開存率に差を認め,インテリングが最も開存率が高かった.抗血栓薬であるヘパリンを内腔コーティングした新しいタイプの人工血管に関しては累積開存率に優位差を認めなかった.しかし単純ePTFEと比較し観察期間が短く,開存率に関しては非劣勢の結果であったため,長期開存率が期待され,今後の追跡調査が必要であることが示唆された.}, pages = {6--11}, title = {当院における人工血管シャントの成績について}, volume = {42}, year = {2022} }