@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00018481, author = {尾内, 千容 and 清水, 壯洋 and 難波, 倫江 and 山口, 麻里 and 武久, 康 and 加藤, 睦子}, issue = {1}, journal = {岡山赤十字病院医学雑誌, The Okayama Red Cross Hospital Journal of Medicine}, month = {Nov}, note = {梅毒は梅毒トレポネーマによる性感染症で,第2 次世界大戦以降罹患数が大幅に減少していたが,本邦での報告数はこの10年間で増え続けている.梅毒トレポネーマが眼に浸潤して生じる眼梅毒は,梅毒感染後期だけでなく2 期以降にみられるが,視神経障害により視力低下などの自覚症状を伴う場合と,無症状でも視神経乳頭炎などの眼底所見から偶発的に発見される場合があり,多彩な所見を呈するため早期の診断が難しい.今回皮膚所見を認めないが髄膜炎と片眼性視神経乳頭炎を併発した2 期梅毒の一例を経験し,機能障害を残さず加療できた.眼科所見が片眼性視神経乳頭炎のみの症例は珍しいため報告する.症例は47歳女性.神経梅毒に対してベンジルペニシリン2,400万単位/日の点滴静注療法を,残存する視神経乳頭浮腫にステロイドの局所療法とミニパルス療法(250㎎/日)を追加し,乳頭所見と自覚症状が20病日で改善した.その後,後遺障害と再発はなかった.}, pages = {45--50}, title = {皮膚所見を伴わずに片眼性視神経乳頭炎・梅毒性髄膜炎を併発した2 期梅毒の一例}, volume = {33}, year = {2022} }