@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00018477, author = {辻井, 彰之 and 樋口, 俊惠 and 小橋, 春彦 and 大村, 由紀子 and 髙取, 明正 and 藤原, 隆行}, issue = {1}, journal = {岡山赤十字病院医学雑誌, The Okayama Red Cross Hospital Journal of Medicine}, month = {Nov}, note = {Fitz-Hugh-Curtis 症候群(FHCS)はクラミジア等による骨盤内腹膜炎から肝周囲炎を併発した病態である.右上腹部痛を主訴に開業医や一般外来を受診する事が多いが,急性腹症として救急外来を受診した場合に比して診断・治療開始に時間を要することが指摘されている.後遺症による不妊を予防するためにも早期の診断と抗菌薬加療が望まれる.当院で過去5年間にFHCS と診断し,抗菌薬加療を受けた全7 症例の臨床背景や受診形態等を調査し,過去の文献と比較・検討を行う事で,FHCS 早期診断に向けた留意点等を考察した.6例は,造影CT 動脈相での肝被膜濃染像からFHCS が鑑別に挙がり,造影CT 撮影を行うかどうかがFHCS 診断の鍵になると考えられた.また,急性腹症ではなく反応性の関節炎からFHCSの診断に至った症例より,女性が関節痛や帯下増加といった感染症随伴症状で受診した際も,問診,身体診察時に常にFHCS の可能性を念頭に置き,場合によっては造影CT 撮影等を考慮する必要があると考えられた.}, pages = {22--27}, title = {一般外来におけるFitz-Hugh-Curtis 症候群 早期診断に向けた比較・検討}, volume = {33}, year = {2022} }