@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00018443, author = {森岡, 慎一郎 and 久保田, 英司 and 曽我, 隆義 and 山崎, 哲 and 瀧島, 勳 and 長濱, 貴彦}, issue = {1}, journal = {静岡赤十字病院研究報, Journal of Japanese Red Cross Shizuoka Hospital}, month = {Dec}, note = {症例は47歳女性.発熱,左季肋部痛,食欲不振を主訴に当院を受診した.多量の心膜水,胸膜炎を認めたためウイルス感染,悪性腫瘍,膠原病,薬剤誘発性ループス,抗好中球細胞質抗体関連血管炎などを念頭に置き鑑別したが,精査の結果全身性エリテマトーデスと診断し,治療した.患者は約5ヵ月間のプロカインアミド内服歴を有するが,抗double strand deoxyribonucleic acid抗体が陽性であったこと,抗SS-A/Ro抗体が高値陽性であったこと,補体の減少傾向が認められたことよりプロカインアミドによる薬剤誘発性ループスのみが今回の症状を引き起こしたとは考えにくく,プロカインアミドにより潜在化していた全身性エリテマトーデスが顕在化したことが強く疑われた.今回のような合併症例も少なからず存在するため薬剤誘発性ループスと全身性エリテマトーデスの鑑別は困難であるが,治療法の差異などを考慮すると的確な鑑別は必要不可欠であると考えられる(著者抄録)}, pages = {95--98}, title = {プロカインアミドにより誘発された全身性エリテマトーデスに伴う心外膜炎の1例}, volume = {25}, year = {2005} }