@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00018404, author = {大棟, 久美江 and 川口, 貴子 and 黒山, 祥文 and 大畑, 雅彦}, issue = {1}, journal = {静岡赤十字病院研究報}, month = {Dec}, note = {検査センターのカルノア固定検体と院内のカルノア固定検体を用いmetaphaseの数と拡がりを検討した.さらにG分染の従来法と改良法の染色性の違いについても検討した.対象は骨髄穿刺を施行した20例のカルノア固定細胞をハナビにて展開後,G分析を行った標本を用いた.標本中の総metaphase数は,検査センター250±169(コ)に比して,院内46±35と院内において有意に低値であった(P<0.0001).拡がりについては解析可能なmetaphase 24コの面積で検討した.検査センター20±5(mm2),院内が10±3で検査センターにおいて有意に拡がりがあった(Pく0.0001).しかし総metaphaseの内,解析の容易な長さのmetaphaseの比率においては,検査センター28.3%院内36.4%と院内の方が高かった.G分染において,従来法(シグマ社トリプシン使用)と改良法(ギブコ社トリプシン使用と標本冷却の追加処理)の比較では,バンドの明瞭性が従来法12%に対し改良法77%と,改良法で良好なコントラストが得られた.metaphasの数と拡がりについては,検査センターの標本が良好であったが,院内標本中には解析容易な長い染色体が存在した,トリプシン処理の変更により,コントラスト良好な染色体バンドを安定して得ることが可能となった(著者抄録)}, pages = {56--62}, title = {染色体検査標本作成についての基礎的検討 展開とG分染について}, volume = {25}, year = {2005} }