@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00018308, author = {岡本, 佳奈 and 加藤, 芽依 and 勝浦, 明恵}, journal = {旭川赤十字病院医学雑誌}, month = {Oct}, note = {心不全に対する緩和ケアは,多職種で患者と家族をサポートすることが重要である。今回,心不全終末期患者に対して多職種でアドバンス・ケア・プランニング(以下ACP)に関わり,患者の意向を尊重し自宅退院,在宅での看取りができた症例を報告する。患者は拡張型心筋症による心不全増悪で入退院を繰り返していた。入院時から退院を見据えた生活指導を行い,本人の努力を認め自宅で生活できるように関わった。訪問看護を導入後は,病棟看護師・管理栄養士も同行訪問をした。また,入院の度に患者と家族の思いを聴き,意向を尊重した対話を重ね,少しでも自宅で長く過ごせるように,患者と家族も参加した多職種での退院支援カンファレンスを実施した。最後の入院では,患者の「最期は自宅で迎えたい」,家族の「自分で看取りたい」という希望を実現するために多職種カンファレンスを重ねた。環境調整やチームで統一した対応を行い希望であった自宅退院ができ,望んでいた時間を過ごすことができた。今後は,早期から多職種でACPをすすめ意思決定支援をしていくことが課題である。(著者抄録)}, pages = {19--21}, title = {患者の意向を尊重し多職種で協働介入した心不全終末期患者の一症例}, volume = {34}, year = {2022} }