@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00018226, author = {鈴木, 裕也}, journal = {旭川赤十字病院医学雑誌}, month = {Nov}, note = {入院後に行動・心理症状が顕著に出現した認知症患者のA氏に対して、統一した現実見当識訓練を行った。実践内容は、1.見当識確認用紙を設置、2.時計とカレンダーを設置、3.妻記載の次回の来院日時を記した手紙と、来院毎に撮影した写真に日付を記載して設置し、A氏の起床時・混乱時・消灯時にスタッフ間で統一した説明を行った。また、適宜チームカンファレンスにて情報を共有し、可能な限り行動制限をしない関わりを検討し実施した。結果A氏の安心感につながり、認知症行動障害尺度は47点から4点へ減少した。場所に対しての認識をもち、ナースコールを使用できるようになった。睡眠時間は1時間未満の断眠から、4時間前後へ延長した。日常生活動作は入院時より低下なく維持でき、自宅退院することができた。実践を通して、行動・心理症状(以下:BPSD)が改善し、残存機能の維持やスタッフの行動の変化など多くの効果が確認できたため、今後も継続し取り組んでいきたい。(著者抄録)}, pages = {43--46}, title = {行動・心理症状が顕著に出現した心不全の認知症高齢者への看護 自宅退院へつなげた現実見当識訓練の効果}, volume = {33}, year = {2021} }