@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00018224, author = {高林, 宏輔 and 長峯, 正泰 and 藤田, 豪紀}, journal = {旭川赤十字病院医学雑誌}, month = {Nov}, note = {シリコン製プレートはその形成のしやすさから眼窩吹き抜け骨折手術において非常に有効な再建材料である。眼窩内に留置されたシリコン製プレートの周囲には線維製皮膜が形成される。そのためシリコン製プレートによる嚢胞が眼窩内に発生し、症状を呈する症例が報告されてきた。今回我々は眼窩吹き抜け骨折手術にて留置されたシリコン製プレートが原因で発生したと考えられる眼窩内嚢胞例を報告する。症例は21歳男性。眼球運動障害と眼球突出のために当科を紹介となった。シリコン製プレートが原因の眼窩内嚢胞を認めたため経鼻内視鏡的に嚢胞を開放してシリコン製プレートを摘出した。現在術後8年が経過しているが、眼球運動は改善し嚢胞の再発は認めていない。シリコン製プレートは嚢胞形成の晩期合併症の出現が予想されるため、整復した眼窩の支持が確立したのちは摘出することが望ましいと考えられた。(著者抄録)}, pages = {35--38}, title = {シリコン製プレートを用いた眼窩吹き抜け骨折整復術後に生じた眼窩内嚢胞例}, volume = {33}, year = {2021} }