@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00018222, author = {岩村, 星尚 and 鈴木, 裕也 and 水落, 智士 and 勝浦, 明恵}, journal = {旭川赤十字病院医学雑誌}, month = {Nov}, note = {A病院循環器センターでは2017年度に、川村の「急性期病院の転倒・転落の発生構造」(以下:発生構造)を用いて転倒・転落事故(以下:事故)事例分析を行っており、2019年度から院内マニュアルに沿った安全カンファレンスの強化と、身体抑制基準に基づいて選定された安全用具のチェックリストを作成・導入するなどの追加対策を行った。結果として、状態変化時の安全カンファレンス実施件数は増加し、安全用具使用中の事故と、安全用具の作動不備は減少した。これらのことより安全用具のチェックリストの導入は効果的であり、転倒リスクが高い患者に対してのスタッフのリスク感性は向上したと考える。しかし、判断力有の患者の事故件数が増加していたため、今後の課題として、患者への入院時の教育や転倒防止対策への理解・協力に働きかけた対策が必要であると考える。また、入職者や勤務異動者が業務に慣れるまでの時期、入院患者が増加し業務が煩雑となる時期も同様に事故件数が増加しているため、スタッフへの教育と事故防止対策を強化し、全体のリスク感性の向上につなげる必要がある。(著者抄録)}, pages = {27--29}, title = {A病院循環器センターにおける転倒・転落事故の現状と今後の課題(第2報)}, volume = {33}, year = {2021} }