@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00018221, author = {中澤, 肇 and 宮崎, 美穂 and 小野, 智美 and 西村, 将和 and 今, 未咲樹 and 上村, 恵未 and 木村, 和久 and 中橋, 水穂 and 田中, 亮一}, journal = {旭川赤十字病院医学雑誌}, month = {Nov}, note = {当院では2019年5月より、摂食嚥下機能面の詳細評価として嚥下造影検査(swallowing videofluorography:以下VF)を積極的に導入し、誤嚥の検出や食形態の調整を実施してきた。その結果、誤嚥所見を認めた患者に対して、誤嚥性肺炎防止のための対策を講じることが出来るようになった。しかし、VFは100%の誤嚥検出は困難で、また、被曝の問題、準備や検査に時間と人手を要するなどの問題、が生じる。また、経口摂取開始後の栄養摂取確立には、ある程度の期間を要し、持続的に簡便に行える摂食嚥下機能評価も重要となる。誤嚥と相関の高い、簡便な摂食嚥下機能評価をVF前や食事開始後の評価として併用することが、より安全に経口摂取を進め、誤嚥性肺炎防止に繋がると考えられる。そこで、2019年7月16日から2020年3月17日までにVFを施行され、誤嚥の有無の確認が出来た68名を対象に、他の摂食嚥下機能評価を実施し、誤嚥と摂食嚥下機能評価を含む12項目との相関関係を調査した。結果は、誤嚥と喉頭侵入、摂食嚥下機能評価の一部、痰の有無などと相関があった。VF以外で、誤嚥の有無を含めた摂食嚥下機能評価の強化に繋がる可能性があった。(著者抄録)}, pages = {23--26}, title = {当院における嚥下造影検査導入の意義 簡易的誤嚥有無検出法の検討}, volume = {33}, year = {2021} }