@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00018156, author = {丸尾, 優爾 and 長沼, 亮滋 and 黒島, 研美 and 浦, 茂久 and 吉田, 一人}, journal = {旭川赤十字病院医学雑誌}, month = {Mar}, note = {36歳男。肩こりに対し頸部側方に急激な側屈をした直後から回転性めまい、複視、後頭部痛を自覚し、症状が改善せず搬送となった。脳MRIでは左後下小脳動脈領域の小脳半球に拡散強調像で高信号を認め、脳MRAでは左椎骨動脈の口径不整を認めた。エダラボン、ヘパリンの保存的治療を開始し、めまい、頭痛は改善した。頭部造影CTで右椎骨動脈にも口径不整を認め、再度の脳MRIでは右橋にも拡散強調像で高信号を認め、最終的に両側椎骨動脈解離に伴う左小脳梗塞、右橋梗塞の診断となった。経過観察としたところ、症状の増悪は認めず、左右椎骨動脈の口径不整は改善傾向にあった。ヘパリンを中止し、シロスタゾールとアスピリンの抗血小板療法に変更したが、シロスタゾールによると思われる頭痛が出現し、クロピドグレル、イコサペント酸内服に変更した。その後、新たな神経症状は出現せず、外来経過観察となった。}, pages = {27--29}, title = {急激な頸部運動を契機に椎骨動脈解離を発症した1例}, volume = {29}, year = {2017} }