@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00018132, author = {荻野, 顕}, journal = {日本赤十字社和歌山医療センター医学雑誌, Medical Journal of Japanese Red Cross Wakayama Medical Center}, month = {Mar}, note = {眼球は昔のカメラのような構造をしており,中にはレンズとフィルムがある.フィルムのことを網膜と呼び,景色が映るところである.網膜の中心を黄斑といい,人間はその部分で文字を読んでいる(図1).これは筆者が患者に何千回と繰り返してきた説明である. 黄斑の中心(中心窩)は2次,3次ニューロンがなく,視細胞層のみで構成されているため少しへこんだ形態をしている.この部位が障害されると,ゆがんで見えたり(歪視),欠損して見えたり(中心暗点),高度の視力低下をきたす.黄斑が腫れることを黄斑浮腫と呼ぶが,様々な原因により黄斑浮腫は生じる.代表的な眼科疾患としては加齢黄斑変性,網膜静脈閉塞症,ぶどう膜炎,そして糖尿病網膜症である.また最近では抗癌剤などの薬剤によっても生じることがわかり,副作用として添付文書に記載されていることも多くなっている.}, pages = {3--7}, title = {糖尿病黄斑浮腫}, volume = {39}, year = {2022} }