@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00018020,
 author = {安田, 早耶香 and 豊田, 優子 and 坂東, 弘基 and 森田, 優 and 岡本, 悠里 and 伊藤, 悟志 and 頼田, 顕辞},
 issue = {1},
 journal = {高知赤十字病院医学雑誌, Medical Journal of Japanese Red Cross Kochi Hospital},
 month = {Apr},
 note = {症例は 52 歳，女性．右背部痛のため前医を受診し，胸部 CT で多発肺結節と前縦隔腫瘍を認
め，精査目的で当科紹介となった．右上葉胸膜直下の肺結節で CT ガイド下生検を行い，病理学的
に胸腺原発扁平上皮癌と診断し，全身検索の結果，正岡分類Ⅳ b 期と診断した．CBDCA ＋ PTX を
投与し，2 コース実施後の効果は縮小傾向の SD であったが，6 コース終了後には既存肺結節の再増大
を認め，PD と判断した．二次治療として，VEGF 受容体，FGF 受容体等の受容体チロシンキナーゼ
の阻害薬であるレンバチニブを選択し，Ｘ年 5 月から 24mg/ 日の投与を開始した．高血圧症，浮腫，
手足症候群，蛋白尿，血小板減少などの有害事象のため，レンバチニブの休薬と減量を要し，投与開
始から 2 か月後に，レンバチニブの投与量は 10mg/ 日になったが，CT で前縦隔腫瘍の縮小と多発肺
結節の縮小・消失を認め PR を確認した．切除不能な再発胸腺癌症例において，レンバチニブは有効
で忍容性があった．},
 pages = {69--72},
 title = {切除不能胸腺癌の二次治療としてレンバチニブが奏功した一例},
 volume = {26},
 year = {2022}
}