@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00018012, author = {谷相 , 輝展 and 田内 , 佐登子}, issue = {1}, journal = {高知赤十字病院医学雑誌, Medical Journal of Japanese Red Cross Kochi Hospital}, month = {Apr}, note = {本来,身体拘束は患者の生命または身体が危険にさらされると判断したときの「切迫性」,身 体拘束以外に患者の安全を確保する方法がない場合の「非代替性」,そして身体拘束が一時的である 「一時性」が対象の患者に当てはまると,拘束が認められるとされている。しかし,一旦身体拘束を行っ てしまうと医療事故の責任の重圧から身体拘束を除去するタイミングを見失い,不必要な身体拘束を 実施してしまうという現状がある。 今回,私が考察する事例の患者も転入時に脳血管性認知症とせん妄が重なり,易怒性,ケア協力困 難,睡眠障害がみられたために身体抑制が実施されていた。私は患者とのコミュニケーションを手がか りとすることで身体抑制を解除でき,その後の身体抑制解除へと導くことができた。また,個別性を 大事にしたコミュニケーションにより,患者の変化を捉えながら対応することができ,患者との特別な 関係性を築いていくことも実感した。 患者との特別な関係性は,身体抑制解除につながる要素となる。これらの患者との関わりをトラベル ビーの理論を用いて振り返り,そのプロセスについて報告する}, pages = {101--105}, title = {A氏とのコミュニケーションを手がかりとした 身体抑制解除に向けての看護}, volume = {26}, year = {2022} }